食後のナプキンはなぜ折りたたまないか<雑学倶楽部>



食後のナプキンはなぜ折りたたまないか<雑学倶楽部>

その場がど~んともりあがる雑学の本
相手の気をひく雑学<第1章>

フォークもナプキンもなかった15世紀以前のヨーロッパの人たちは、食卓の肉などを手づかみ、1皿食べ終わるごとに水で手を洗い、テーブルクロスでふいていました。これが上品なマナーでした。

16世紀後半になって、フォークとナプキンが登場します。リネンのテーブルクロスが普及すると、それを汚さないために、小さく折たたんだテーブルクロス(ナペロンといっていました)を用い始めました。

ところで、なぜ食後、ナプキンを折たたんでおくといけないのか。それは、食事のもてなしが悪く、もうこの家にはきたくない、という意思を表すことになるからだといいます。西欧の古いしきたりです。

丸めておけば、最高のもてなしを受けた意思表示になります。

「講談社+α文庫」所収

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