その場がど~んともりあがる雑学の本
相手をリラックスさせる雑学<第2章>
麻雀には、夢の役満というものがあります。その代表が九連宝灯(同じ種類の数牌の1と9をそれぞれ3枚、2から8までを各1枚そろえ、門前で聴牌した9面待ちでの上がりという手)でしょう。これをアガれば、お祓いをしたほうがよいといわれるほどで、かなりの麻雀愛好家でも、一生に1度できるかできないかの大技です。
天和や地和などと違って、配牌のツキの妙だけでつくる役満にはない醍醐味があるのは、確かです。
ところで、現在の麻雀界には、いろいろなルールがあります。少しずつ統一の方向に向かっているとはいえ、リーチ一発があるかと思えば、ウラドラあり、ドボンありなど、いちいちそれを説明していたら、あっという間に紙数が尽きるほどです。
さて、ふつうのリーチ麻雀で、いったいどのくらいの翻数で最高のアガリができるでしょうか。
8翻アガリのハネ満、10翻アガリの倍満はよく見かけても、13翻で数え役満となる3倍満は、めったにお目にかかれません。
20翻ともなれば、やはり夢の翻数でしょう。
ダブルリーチ(2翻)、メンホン(3翻)、3アンコウ(2翻)、3カンツ(2翻)、小3元(4翻)、トイトイ(2翻)、ホンロー(2翻)、ダブ東(2翻)、ハイテイ(1翻)で、計20翻です
「講談社+α文庫」所収
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