その場がど~んともりあがる雑学の本
相手をリラックスさせる雑学<第2章>
いまやクルマは生活に欠かせない乗り物。免許取得可能な年齢の男館のうち、4人に3人はライセンスを取っているといわれるほどです。
といって、免許取得者のすべてがマイカーを持っているわけではありません。案外、ペーパードライバーのままで、必要に応じてレンタカーを借りるのが気楽だ、と割り切っている人も多いと思います。
日本で最初にレンタカー会社が登場したのは明治45年、大正元年(1912)。ものめずらしさと便利さで大ウケでした。といっても、当時のものは運転手までついた、いわばハイヤーでした。
40馬力、5人乗りで1日30円、半日15円という、当時としては高い料金設定でした。それでも人気はうなぎのぼり。レンタル料を1時間5円に値上げしたものの、借り手は殺到し、経営者はうれしい悲鳴をあげたとか。
ちなみに、当時の普通乗用車は1台4000円くらいでした。
「講談社+α文庫」所収
【Amazon.co.jp】書籍、CDから家電まで購入金額1,500円以上で国内配送無料。
Copyright(c)2002-2010 Kenji Noguchi. All Rights Reserved.