国際高齢者年とは-雑学大事典-こ


国際高齢者年


来年1999年は、国連の提唱する国際高齢者年で、「自立」「参加」「自己実現」「尊厳」「ケア」の5本柱をテーマに、世界中で様々な活動が展開されるという。

ところが我が国では、不況のせいもあってか、あまり関心をもたれていない。人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)が14%を超えると、その社会は「高齢化社会」から「高齢社会」に移行する。日本はすでに1994年から高齢社会に突入しており、2015年には高齢化率は25%を超え、国民の4人に1人以上が65歳以上の高齢者になるというのにである。

30歳前後の人たちは、高齢社会なんて関係ないやと思われがちだが、あなたや配偶者の両親は、すでに高齢者に一歩近づいているはずだ。年金の負担なども含めて、その面倒は一体だれが見るのだろう。(1998.12.14)

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