国民栄誉賞とは-雑学大事典-こ


国民栄誉賞


シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子が、国民栄誉賞を受賞した。国民栄誉賞の受賞者はこれで15人となった。

国民栄誉賞は「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった方に対して、その栄誉を讃えることを目的」に、1977年8月に創設された。人気薄の福田内閣が編み出したものといわれ、歴代受賞者は王貞治、古賀政男(以上福田内閣)、長谷川一夫、植村直己、山下泰裕、衣笠祥雄(同・中曽根内閣)、美空ひばり(宇野内閣)、千代の冨士(海部内閣)、藤山一郎、長谷川町子、服部良一(同・宮沢内閣)、渥美清、吉田正(同・橋本内閣)、黒澤明(小渕内閣)、高橋尚子(森内閣)という具合だ。

在任2カ月(1989.6.3~8.9)の宇野首相が、美空ひばりに授賞しているのが目を引く。おそらく、彼にとって任期中の唯一の仕事だったのだろう。(2000.11.19)

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