「国際音楽の日」とはどういう日なのか<雑学倶楽部>



「国際音楽の日」とはどういう日なのか<雑学倶楽部>

その場がど~んともりあがる雑学の本
とにかく話をつなげたい雑学<第3章>

ソプラノ歌手近藤日佐子さんによれば、1957年、カナダで国際音楽週間が開催されたとき、名ヴァイオリニストのメニューヒン(当時の国際音楽評議会会長)が紛争の絶えない国際関係を憂い、10月1日を記念日として提唱し、1978年ころから広まったといいます。

コンサートホールに限らず、いろいろな場所、さまざまな形で音楽を楽しみながら世界平和への連帯感をを生み、敵や反対者をも理解し、愛する心を育む日にしようというのが、その趣旨。

1996年10月1日には静岡県・浜松市で「国際音楽の日」フェスティバルが催され、日本の郵政省は記念切手を発行しましたが、「気がついた人はどのくらい、いたのでしょう……」と、近藤さんはエッセイに書いています。

ところで、1994年11月、日本でも「音楽文化の振興のための学習環境の整備等に関する法律」(略称「音振法」)ができ、「これまでの運動組織であった音楽国民会議は音振法の制定と同時に、新しく財団法人音楽文化創造として生まれ変わりました」(『マスコミ市民』336号)。

「講談社+α文庫」所収

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