その場がど~んともりあがる雑学の本
とにかく話をつなげたい雑学<第3章>
人間のつくる稲、麦などの作物は、土にまかれるといっせいに発芽するので、寒波や異常乾燥によって全滅しかねません。ところが、雑草はけっして、いっせいに生えてこないばかりか、寒波や水不足に対しても、根を深く伸ばして生き延びることができます。数万年もの試練と淘汰を経てきた雑草は、人間の頭脳をはるかに超える適応力と生活機能を持っています。
ところで、国際化は人間より雑草が先のようです。セイヨウタンポポ、セイタカアワダチソウはおなじみですが、栃木県ではアメリカ原産のキハマスゲが急激に広がっているといいます。
宇都宮大学の近内誠登教授は、輸入小麦に混入している雑草が23種類もあることを確かめました。どんな雑草がはびこるか「自由化」がもたらす事態はちょっと予測できないようです。
「講談社+α文庫」所収
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