「大根役者」の大根の意味は<雑学倶楽部>



「大根役者」の大根の意味は<雑学倶楽部>

その場がど~んともりあがる雑学の本
とにかく話をつなげたい雑学<第3章>

「大根役者のくせに」といえば、演技力に欠けた、つたない俳優のことです。なぜ、ニンジンやキュウリではいけないのでしょうか。

その理由は、やはり大根でないと説明がつかないのです。つまり、「大根は大根おろしを始め、煮物など、いかなる料理にしても食当たりしない」ということから、技量に乏しく芸のつたない役者は、いくら起用しても当たったためしがないことを、たとえていったものです。

しかし、近ごろは当たらないと思っていた俳優が、一夜明けるとスターになっていたというご時世。せっかくの大根の効用もどこかへ消えてしまいそうです。鋭意努力しても「大根役者のよう」になっては、むなしさが残るだけです。

「講談社+α文庫」所収

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