むかし、太陽系の惑星の並び方を覚えるのに、水、金、地、火、木、土、天、海、冥と覚えた人も少なくないだろう(年がわかるな)。
ところが、いまは「冥、海」の順になっている。これは、冥王星の軌道が、他の8惑星と異なり約17度も傾いていて、ときどき海王星の内側を通ることに起因している。冥王星は、248年で太陽を一周するが、発見されてから60年しかたっていないので、まだ全体の4分の1しか動きがわかっていないわけだ。
ただし、計算によると、1999年までは海王星の内側を通り、それ以後はまた「海、冥」の順に戻るという。
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