たとえば、結婚式の招待状など、大切な郵便物に旧料金の切手を張り、ポストに投函してから間違いに気づいたとする。相手に差額料金を払わせたら失礼だし、しかも後々まで笑い者になってしまう。そんなときにはどうすればよいのか。
ポストの前で郵便屋さんを待っていても、規則でその場では返してもらえない。まず、最寄りの郵便局に行って投函した日時、場所、あて先を記入した取り戻し請求書を提出し、郵便物がまだ局内にあれば、無料で返してもらえる。ただし、あて先が近くて、すでに配達ルートに乗ってしまった場合には、郵便物は法的に受け取り人のものになってしまい、取り戻すことは出来ない。
また、あて先が遠い場合には、先方の郵便局にレタックスで取り戻し請求書が送られるので実費を取られる。
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