平凡パンチとは-雑学大事典-へ

5月中旬に、マガジンハウスから「パンチ・オールド」が出版されるという話を小耳に挟んだ。現在40代後半から60代、いわゆる「平凡パンチ」世代をメイン読者に想定した新刊ムック本だ。

「平凡パンチ」は1964年4月28日、マガジンハウスの前身である平凡出版から、自動車、ファッション、セックスを3本柱にした初のヤング向け週刊誌として創刊された。大橋歩の表紙イラストが新鮮だった。ひと頃は「右手に平凡パンチ、左手に朝日ジャーナル」と並び称されるほど一世を風靡したが、88年11月、ライバル誌「週刊プレイボーイ」から「ぐぁんばれ！　平凡パンチ」とエールを送られつつ、あえなく休刊になった。

復活はおめでたいが、「パンチ・オールド」というネーミングがちょっと気にかかる。私なら「復活！平凡パンチ」、あるいは単に「平凡パンチ2000」としたい。その方がインパクトがあるし、シニアも手に取りやすいのではないか？（2000.4.15）