ドイツのツェッペリン伯は、1906年、初めて実用的な飛行船を作ることに成功した。以来90年、最近では、宣伝用の飛行船をよく見かけるようになった。
飛行船には、有人のものと無人のものとがあるが、こうした宣伝用の小型の飛行船は無人で、道路を走る車の中から無線で操縦しているのだ。だから、車が信号待ちをしたりすると、飛行船も空中でストップしてしまう。
使用しないときは、いちいちヘリウムを抜いてたたむわけではなく、グラウンドなどに何本か柱を立てた基地に、船底から下がる2本のロープで係留しておくのだ。
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