電気製品とは-雑学大事典-て

今はエアコンがいらない一番いい季節だ。おかげでぐっすり眠れるし、体調もいい。エアコンといえば、1982年（昭和57年）に結婚するまで、我が家はエアコンとは無縁であった。

カラーテレビ、カー、クーラーが「新3種の神器」と言われたのが66年（昭和41年）のことだから、相当遅れている。ちなみに、電気洗濯機、冷蔵庫、掃除機が「3種の神器」と呼ばれたのは54年（昭和29年）で、前年に街頭テレビが話題になり、翌年には電気釜が発売されるなど、このころから本格的な「家庭電化時代」に突入する。国産の電気洗濯機や掃除機の登場は、それぞれ30年（昭和5年）、31年（昭和6年）と意外に早く、普及するのに20年以上かかったことになる。

「家庭電化時代」に突入したといっても、そのころ、我が家には電気製品といえばラジオとアイロンぐらいしかなかった。それでも、ちゃんと生活していたんだよな～。（1999.10.18）