電話機とは-雑学大事典-て


電話機


グラハム・ベルといえば電話機の発明者。電話とベルで覚えやすいな、などと思っていたら事実はそうでもないらしい。

1876年2月14日、ベルが特許を申請した同じ日に、もう一人エリシャ・グレーという発明家が、同じような特許を申請していたのだ。数年間にわたる激しい特許紛争の末、申請が2時間早かったという理由で、ベルが勝訴したという。

これでは、現実にはどちらが先に発明したのかわからないし、2年前にウィリアム・ヒューマンが、3年前にはアントニオ・メンチェイが電話機を発明したという記録もある。ベルは、電話機に関しては、単なる特許権所有者に過ぎないのだ。

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