女性にも圧倒的な人気がある天才写真家・アラーキーこと荒木経惟は、広告代理店電通に9年間勤めていたことはよく知られている。
当時、「センチメンタルな旅」などで知られる陽子夫人は、人事部文書課の和文タイプ室にいて、社内報の写真撮影が縁で知り合ったという。 そのころの陽子さんを撮った作品に「女囚2077」という作品がある。2077というのは、陽子さんの社員番号だ。つきあってまだまもないころ、会社が終わってから、電通のスタジオで撮ったものだという。
なお、竹中直人監督の映画「東京日和」では、荒木経惟を竹中直人が、陽子夫人を中山美穂が演じている。
荒木経惟「天才になる!」講談社現代新書
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