プロ野球界には、球界を代表するような活躍をした選手の功績をたたえて、その選手の背番号を、所属球団が自チームの他の選手に使わせない、というしきたりがある。それが永久欠番だ。
近年では、巨人の王貞治(1)、長嶋茂雄(3)、阪神の村山実(11)、吉田義男(23)、広島の衣笠祥雄(3)、山本浩二(8)、近鉄の鈴木啓示(1)などが知られている。 現在、セリーグは巨人の6を筆頭に13、パリーグには1つしかない。パリーグにも、稲尾(西鉄)や野村(南海)など、球界を代表するような活躍をした選手はたくさんいたのに不思議だ。
このしきたり、選手にとっては名誉なことかもしれないが、ファンにとっては何のメリットも無い。いっそのこと廃止してはどうか。
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