毛利衛さん、向井千秋さん、若田光一さんに次ぐ日本人4人目の宇宙飛行士・土井隆雄さんは、日本人初の船外活動をして注目を集めた。
それでは、日本人宇宙飛行士がアメリカのスペースシャトルに乗り組むためには、どれくらいの費用がかかるのだろう。1992年の毛利さんのときには、打ち上げ費用や実験費用として、日本は約270億円を米国に支払った。向井さんのときは、実験装置を参加各国が持ち寄ることにしたため、約66億円で済んだ。
この2人は研究者として乗り組んだわけだが、若田さん、土井さんの2人は航空機関士にあたる「搭乗運用技術者」だから、資格取得の訓練費用だけでも結構かかるらしい。
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