キャビアとは-雑学大事典-き

世の中、カニ蒲やイクラをはじめとするコピー食品が氾濫しているが、キャビアも例外ではない。やはり、高価なものにはニセモノがつきものなんだよね。

特にキャビアのニセモノは、ここ10数年、世界規模で流通しているという。本物のキャビアはチョウザメの卵の塩漬けだが、ニセモノの方はランプフィッシュ（ホウボウの仲間）という魚の卵を、合成着色料で黒く染め上げたものだ。味はというと、本物より塩分や油分が少なく、あっさりしているというが、味だけで見分けるのはちょっと難しく、やはり色落ちが決め手だ。

ただ、購入するときには、表示を見ればニセモノにはキャビア（ランプフィッシュ卵）と書いてあるから良心的だ。しかも、本物の15分の1以下の価格で買える。